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ロンサカパ センテナリオ 23年 ソレラ グランレゼルヴァ

ジャンル:トラディショナルラム(ダークラム)

スタイル:ストレート

グラス:グラッパグラス

お酒の量:30ml(シングル)

アルコール度数:40%

初心者おすすめ度:


目次

お酒の説明

グアテマラのサカパという街の成立100周年を記念して作られたラム酒になります。
海抜2300メートルの雲より高い場所で熟成しています。

熟成年数はラムの場合、年数表記以下の原酒のブレンドになります。(今回だと6年から23年以下の原酒のブレンド)
「ソレラシステム」という熟成方法を採用しており、段々に積んだ樽の一番下の樽からボトリングした後に、一段上の段の樽から継ぎ足すことを繰り返すことで、均一な品質を保っているそうです。

国際的な品評会でも金賞をとるなど、高評価を得ているラム酒になります。
ボトルにサトウキビ?麻?のような植物製の帯が巻いてあったり、箱の内側もデザインが入っていたり、パッケージも非常に凝っていて高級感があります。

非常に長い名前ですが(笑)整理するとこんな感じです。

・ロン・・・スペイン語で「ラム酒」の意味。
・サカパ・・・製造されている街の名前。
・センテナリオ・・・スペイン語で「100周年」の意味。
・23年・・・最長23年の原酒入り。
・ソレラ・・・「ソレラシステム」を採用。
・グランレゼルヴァ・・・スペインワインの用語で「長期熟成(例えば赤ワインだと最低60か月熟成)」のこと(探しても根拠が見つかりませんでしたが、多分合ってるはず(笑))

色調

濃い目のアンバー。

香り

熟成樽の木の感じをまとった中程度のアルコール感、ほんのりと黒糖のような甘い香りを感じます。
イメージ的には紹興酒のようなスパイシーさも感じる熟成香です。
ドライフルーツっぽさも感じますね。

味わい

序盤はフレッシュなリンゴ、バターのような軽いオイリーな粘度、余韻はレーズンと嫌味のないスッとした苦味。
飲み終わったグラスからはアップルパイのような雰囲気も感じます。
ウイスキーの10年ものなどと比べるとアルコール感は強めですね。
ラムはウイスキーと違い表記年数以下の原酒のブレンドなので、23年といってもちょっと違いますね。

初心者おすすめ度の理由

ラムにしては非常に飲みやすく、中価格帯のエントリーには最適解になると思います。
ただ、ウイスキーに慣れている私としては、値段の割にアルコールの存在感を強く感じてしまったので、初心者には若干きつく感じてしまうかもしれません。
ストレートだとアルコール感が強めなので、ロックやハイボールなどにして加水した方が親しみやすいと思います。

これでラムレーズンを作ってバニラアイスににかけたりしたら美味しそう。
甘いおつまみとのペアリングでより一層引き立ちそうです。

純アルコール量

30ml(お酒の量) × 40%(アルコール度数) × 0.8(アルコールの比重) = 9.6g
1日2杯までにしよう!
※生活習慣病のリスクを高める飲酒量を純アルコール量20gとして算出。

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お酒は飲んでも飲まれるな。それでは今日も楽しいお酒ライフを!

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この記事を書いた人

20代後半、都内でITエンジニアをしています。
趣味のアニソンDJをやる傍ら、クラブで提供されるカクテルに魅了され、自宅でカクテル作りを開始。
ウイスキーシングルでベロベロになるが、懲りずにお酒を飲みつづけている。
現在、ウイスキー検定3級の勉強中。

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